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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
 | 鹿児島実業 ２−１ 近大和歌山2002年1月3日（木）、高校選手権三ツ沢競技場にて観戦。 | 
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鹿実かぁ。荒削りだがダイナミックなサッカーをいつも楽しませてくれる。
相手は昨年大晦日にペナルティシュートアウトで勝ち上がったのを見た、堅守の近大和歌山。攻守の激突となるか‥‥。
新聞を見ると、横浜のＦＩＦＡショップでワールドカップを展示しているそうだ。帰りに寄って見るか。 |
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和歌山のキックオフ。遠くから来ているはずの鹿実の応援の方が人数は多い。ＯＢも来ているのかな‥‥城や前園、平瀬‥‥。よく見えない。 右ＦＫ‥‥和歌山は落ち着いて守備。鹿実４番がシャツを掴んでファール。今度は和歌山にＦＫ。チャンスだ。 続いて正面からのＦＫ‥‥これはバーの上。 組織対組織の戦いになっている序盤。面白い。 和歌山は１９番がトップに張る。いい持ち方にはなるが、シュートがあと一歩。７分、今度は鹿実のＣＫ。 １０分、鹿実のチャンスが多い。ゴールが近づいてきたか。ダイナミックなサッカーが圧倒しつつある。ロングパスが強くて速くて正確、 見ていて気持ちがいい。 ２２分、鹿実のCK。こぼれてミドル‥‥。イレギュラーを叩き損ねてバーの上。 和歌山は、ここは耐える時間だし、これからも続くだろうが、我慢していれば、チャンスは来る。 鹿実１６番仮家のミドルはポスト。運も実力の内、という言葉が思い起こされる。 和歌山、先制！ １１番吉田のヘッド。左深い位置からのＦＫ、新行５番がゴール前に上げて、右から待ち受けた１１番吉田、打点の高いヘディングが炸裂した！ ２７分。 劣勢を耐えていれば、こういうチャンスが来るもんだ。これがサッカーだ。鹿実の攻撃が更に鋭くなる。焦ってないか？
ファールも増える。鹿実１６番のヘッド！ バーの上。 後半。
８分。右から繋いで‥‥１０番かな、
シュートはバーの上。和歌山は４人のディフェンスラインが巧い。ラインのそろえ方や、カバーリング、マークの受け渡し‥‥もちろん、運も（笑）。 ん、昔のイタリアみたいかな？ 必ず先制点を取り、守備を固める。 相手の攻勢の背後に速攻を仕掛けてリードを広げる‥‥または守りきる。 鹿実、またも１３番が右からクロス、 ７番がスルー‥‥ちょっと策を弄しすぎではないか？ １２分。 その鹿実は１７分に７番赤嶺を下げて１１番岩元。和歌山は、ハーフ陣が下がりすぎると、 鹿実にミドルを撃たれる。怖がって下がりすぎないことだ。まだ凌いでいる。 鹿実、１１番岩元の同点ゴール！左から１２番立石のクロス、中央に走りこんで、右足アウトサイドのボレーで合わせ、綺麗に決めた。単純が一番だ。２１分‥‥こうなると、 流れはますます鹿実か‥‥。和歌山１９番から１２番、鹿実も５番から１５番へ、それぞれ交代。２６分。 和歌山はまだ追いつかれただけだ。守り切れば、最悪でもペナルティシュートアウトに持ち込める。 鹿実は攻め切る。決着をつける気だ。当然だ。 勢いに乗って、攻めに厚みが増した。守るだけでは残り時間もあるし、厳しいぞ、和歌山！ 和歌山は２２番に代えて２０番。２９分だ。猛攻続く鹿実。 右サイド１３番が大活躍だが‥‥。中央に選手が密集している。手間を掛けすぎている。 城！ ロスタイムに決めた！２番のクロスに頭で合わせた。左右から揺さぶって‥‥。もしかしたらその直前に、治療を終えた和歌山４番がピッチに戻り、その一瞬、 マークのずれがあったかも知れない。市船、浦和南、東福岡、 静学‥‥名門・強豪校が消えて行ったこの三回戦、もちろん、実力勝負だから文句はない（ＰＫ戦も多かった‥‥？）が、 鹿実や国見くらいは残ってよかった。でも、近大和歌山も特徴あるサッカーをしていた、いいチームでした。 |
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