サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

遠野高校 ０−０ 近大付属和歌山 PK　５−６ 2001年12月31日（月）、高校選手権 平塚競技場にて観戦。

開始前に校歌（だと思う）を大合唱し、エールの交換。気持ちいい。 当日券１５００円で、場所の制限はない。 しかし‥‥昨日の国立もそうだったが、封鎖席が多い。局面や時間帯によって場所を変えたい時もある。平塚は、 スタンドに入ると移動が制限される構造になっている。特に、もし自分の席から遠いエンドでペナルティシュートアウトとなったら‥‥。

キックオフから、遠野の猛攻が面白い。左サイドから空中戦、そしてスルーパス。FKからこぼれて‥‥１０番川崎のシュートは不発‥‥。 序盤、様子を見ようなどとは夢にも思わない風情である。 そして１４番がスピードに乗って、ロングパスに反応、近大和歌山は守備の組織力が試される。 反撃の速攻はオフサイド。右は‥‥遠くて見辛い。５分。 遠野９番菅原のポストから１０番川崎のシュート。和歌山は攻めの形がまだ作れない。 互いに攻め切る形にはなっていない。 ここまでの遠野のシュート２本も苦し紛れの感が強い。それでも、 油断していると撃って来るというプレッシャーは和歌山に与えているだろう。構成力も遠野か。しかし、１１分、和歌山が攻める‥‥。 １２分近くに遠野のCK‥‥ここで取れれば‥‥面白かったが。 そして２０分ほど、和歌山が右サイドを起点に攻める。 こちらから遠いサイドなのでよく見えないが、動いてのワンツーがよく通るようになった。 すっかり形勢逆転した２１分。速攻の遠野、左、 右とクロスが来るけど、中央に合わない。これで流れは‥‥変わらない。 遠野がじわりとペースを掴む。 ９番が右サイドに出る。 ８番のキープは‥‥どうもさっきからから自信がなさそうに見える。キャプテンなのに。 ３０分。 和歌山は９番に買えて９番。悪くはないが‥‥あ、右足を引いている。怪我かな。 一分のロスタイム。そのまま、膠着のままハーフタイムへ。 前半１０分までは和歌山ペース。そこで失点しなくてよかった。 後半。やはり攻勢に出る遠野。 慌てなければまた和歌山はペースを取れるだろう。 和歌山１４番井上にイエロー。反撃に出る遠野６番照井を倒してしまった。 遠野、右からのクロスにヘッド、ゴール前でもつれて‥‥中へ、 ファール。ふう。和歌山の反撃。何か起こりそうな‥‥予感が‥‥あるんだが。 ８分。右からのクロスに中央、遠野９番のヘッドはGK正面。 これまでで、もっともゴールに近づいた瞬間だった。 崩して成功しているのは逆だが、遠野の４番（左DF）が面白い。 スピードがあり、あまり見せてもらえないが、ドリブルもうまい。その前に位置する１４番とのコンビで、何かやってくれるかな。１４分。 ２０分、攻め合いになってきた。タイプは違うが、実力は拮抗している。まだ時間はあるが、一点勝負だろう。 ２４分。 和歌山がゴールに近づいてきた。 ７番のミドル、かろうじてDFがクリア。逆に遠野の攻勢。 オープン攻撃がよくなってきている。 和歌山は７番に代えて１８番。これは戦術的交代か。 高松商も１４番に代えて１５番。よく動いていたのに。２８分。 遠野は１３番千葉に代えて２５番佐藤。押し気味の遠野。３３分、どうなるだろう。でも遠野の優勢。 和歌山も８番水主から２０番山下。スローインからサイドに‥‥GKか。 和歌山の包囲網のような攻め。しかし時間がない。 お、新潟は９番塚田がミドル‥‥ポスト。気が抜けない。が、今日は９番塚田は当たってないな〜。 疲労のせいか、互いにチェックが遅れ、 シュートまで行くようになったが‥‥。 PK戦‥‥ペナルティシュートアウトで決着だ。 見ているこちらに近いエンドのゴール。よかった。六人目、遠野は５番がはずし、和歌山は２２番荒武が決めて２回戦進出を果たした。 さあ、次の試合まで時間がないぞ（笑）。

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