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さあ、サッカーを語りましょう!

横浜FC 3−1 栃木SC

2000年4月16日(日)、日本フットボールリーグ第1節
三ッ沢競技場にて観戦。

曇天だが、緑の芝生に、栃木SCの黄・青・赤のユニフォームが映える。15年振り位か‥‥久しぶりの三ッ沢。たしかJSL、 ヤマハがリーグ優勝を決めた時以来かな‥‥横浜FCとしては、フリューゲルス時代のホームとなる。 去年の開幕戦は快晴だった。出来過ぎだったが、今年は曇り。現実はこうなのだ。だからこそ、頑張って行こうぜ!

序盤、実力差通りか、横浜FCが大きく攻め込む。が、直線的なドリブルから中盤でカットされ攻められる。開幕初戦の硬さがあるのかな?
おCK、9分。栃木の14番の動きがいい。MF登録だが、ウィング的に大きく開く。昨期優勝の横浜だが、今期JFL昇格の栃木SCもここまで互角だ。 今後がどうなるか楽しみなチームでもあります。

さてその14番が右に走り込んでシュート!体勢を崩したせいかポスト右に。

16分、その逆襲から9番有馬の先制ゴール!

DFをスピードで振り切りGKが飛び出したところに放り込んだ。横浜FC見事に先制。

一方、追う展開の栃木も負けていない。 中盤のフォアチェックは厳しい。ここから大きく出して振り切れば逆に横浜のチャンスになる。

攻める栃木。野次も面白い。 「夜のキャプテン浅野」の横断幕。どういう意味だろう(笑)?

25分、優勢にゲームを進める栃木、 クリアを必死に追う横浜・有馬。派手なゴールだけではなく、こういうひたむきさが流れを変えるのだ。

そして27分、有馬、2点目のゴール!

ゴールラインぎりぎりで追い着いて‥‥誰かな、 右センタリングに待ちうけた有馬が丁寧に押し込んだ。これでやっと落ち着いて攻められるか‥‥

32分、逆襲から。 栃木SC26番の矢のようなシュート。

見事。まだ勝負は分からない。

35分、双方とも展開が大きくなる。 サイドからサイドへ‥‥ただ、中央を経由していないせいか、不安定だ。
栃木SCは6番がドリブルで崩す。1得点はこのパターンからだ。 横浜FCはセンターの渡辺以外の左右は弱いぞ。

終盤、横浜は両サイドからシュートが撃てるようになる。ばてたか栃木‥‥。

後半、キックオフから果敢に横浜が攻め込む。
右からのクロスに‥‥

有馬! ハットトリック!

まだ2分。チームにも勢いがある。

逆襲を‥‥DFがトリッピング、渡辺にイエロー。栃木SCにFKのチャンス、これで流れが変わる可能性も‥‥あらら。

5分、ようやく栃木の後半初シュート。真正面からは崩せない。細かいパス交換から‥‥ファールを誘う。FKだが正面や単純なクロスでは無理。 1点をどうやって取ったか、思い出せ栃木!

観衆5324人。同情票の多かった昨シーズン開幕戦の半分。これが分相応かな。 が、収容人数もあるし、三ツ沢をシーズンを通して使えるのは利点か。最終節に横国というのも、そこはかとない作為を覚える(笑)。

さて‥‥
結局MOMともなる有馬の、幅広い動きと、安定したフォ−ムでシュートまで持っていくプレーに感服。 古典的なストライカー、これもJFLの楽しいところである。

20分、栃木は防戦気味‥‥横浜が右サイドを起点に、13番横山かな? いい展開。彼がMOMであっても私は文句は言わない。この時間帯で地力に差が出てきたか。
しかし25分を過ぎると両軍ともに大雑把になってきた。 決していい加減にやっているのではないのだが‥‥特に30分を越えて足も止まってきた。

その後は波乱もなく終了。3−1程の差はないと思うが‥‥

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