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サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！ |
| 鹿児島実業高校 ２−０ 国見高校2000年1月2日（日）、高校選手権３回戦等々力競技場にて観戦。 | 
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２回戦でこのカードとは（後に‥‥２００２年に準決勝を観戦する。国立である。）‥‥ およそ１０年ぶりの等々力。すっかり新しくなっちゃって。でも今日は２階席は閉鎖。なら応援団はゴール裏に行けばいいのに。 ついでに言えば、試合終了後、勝った方の校歌を流すが、選手は寒風すさぶ中‥‥。これも再考を望む。 国見のGK、ピッチに入る際、 深く一礼する。こういう姿勢には好感を覚える。 この因縁の対決（笑）、いつまで‥‥？ |
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キックオフ、鹿実が左サイドから早い攻め。国見も右サイド、１３番がコーナー付近で二人を抜いてクロス、彼には注目しよう。
鹿実は‥‥フラットスリーかな？ 右から２２、３、２ががっちり守る。国見は４人かな‥‥遠くてよく見えないが。 ５分経過、 まだシュートはないが、両軍の視野の広さ、高度な意志統一、個人技のレベルの高さ‥‥面白い。 鹿実はCKからの再三のシュート、 国見はコースに入りブロックする。鹿実は昨日の一回戦でも感じたが、FWがゴール前で一人よがりなプレーで自滅している。 このままでは国見DFは破れない。 １４分、国見の攻め、左サイドからダイアゴナルなパス、１３番が胸で止めてGKと当たる寸前でシュート。 惜しい国見。いい形だった。 ２０分、中盤のチェックが激しくなり国見１０番（かな）にイエロー。鹿実は、ハイクロスやスルーパスには強いが、 時折ドリブルに翻弄されることも。それが国見１３番だが‥‥彼はトップ下にいる。サイドに開いて起点になれたらいいのに。
３７分、前半最大の見せ場。鹿実、左CK、足場を慣らしたキッカー、案の定滑ってミスキック‥‥ふわりと中央へ、
待ちうけた選手が巧くインフロントに合わせる。GKが横っ飛びにパンチング。 前半終了間際の三分は国見の逆襲。しかし無得点のまま、勝負は後半に。 後半、国見のキックオフ、右サイドに広く出して、１３番が早速からむ。 もしかしたら国見は後半に勝負を賭けるつもりだったのでは？ ３分、その勢いで左FKが右に流れてフリーのシュートはミスキック。後半の初シュートだ。
１４分、逆襲の国見、一瞬の隙にミドルを放つ。 鹿実のDFとMFの間から撃ったシュート、わずかにポスト右。 後半も半ば‥‥２２分頃を過ぎ、放り込みが目立つようになる。両軍とも、 攻めに工夫がなくなってきた。疲労からかな。鹿実のFWの方が個々のパワーに勝りチャンスも多そうに見えるが‥‥。
３０分、攻め疲れか、国見。散発的だ。１３番は消えてしまった。鹿実はコンビプレーが出来ればまだまだチャンスはある。
国見は意気消沈かな。 あきらめてはいないようだが‥‥そして鹿実は余裕をもってキープ、攻めさせても余裕の対応、内容的にも鹿実のペース、 楽勝・快勝ではないが‥‥ハイレベルな好ゲームでした。 鹿実が、堅守とわずか数度見せた組織的攻撃で勝利。
しかし決めたのはMFの選手だった‥‥FW３人のばらばらな攻めが苦境を招くことも。これが改善されればより分厚い攻めが期待できる。 |
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