登戸駅 箱根そば
小田急電鉄線平成十年二月十四日現在

その日が初めての下車。乗り換えを含めても、これで二度目。小田急線とＪＲ南武線が交差する駅である。そば屋も、 高架の小田急線と地上の南武線の間にあり、乗り換えの合間に空腹を満たすことが出来る。 こういう所はえてして雑然として、 落ち着きのない印象を与える。初めて訪れる者を困惑させる。が、慣れて来ると、そして離れた時に何故か懐かしく思えるものである。 さて、そばの方だが、小田急沿線に多い「箱根そば」がその小田急側の構内にある。ＪＲの構内にも別にあるようだが、 それについてはまた後日。他の「箱根そば」同様、メニューの豊富さが特色。少し薄味のつゆも同じ。 自販機で食券を買うのだが、 そばとうどんの両方が印字されているので、どちらかを申告する。当然店の人との一言だけの会話が義務づけられる。世知辛い世の中で、 人と人との触れ合いが、駅そばから生れる‥‥大袈裟だな。
南武線 武蔵中原から約１２分、 小田急線 町田から約３０分、 登戸駅改札内・うどん、ラーメン有り。 他に、 藤沢、 下北沢、 本厚木、 相模大野、 中央林間、 柿生、 橋本などに店舗あり。
主なメニュー 天ぷらソバ‥‥３４０円	その他の特別メニュー カレーうどん‥‥３８０円 カルビ焼き肉丼‥‥４８０円 ラーメン‥‥３８０円