サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	湘南学院高校	６−０	弥栄高校
2017年1月15日（日）、第23回 神奈川県高校女子サッカー新人大会、 湘南学院高校グラウンドにて観戦。
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先日、相模女子大高に辛勝した弥栄。その後湘南台高校に惜敗、最大の強敵の本拠地に乗り込む。 違う年代とはいえ、星槎国際との試合は見たので、これで神奈川の二強との対戦を見ることになる。 その二強も、全国ではなかなか上位には勝ち進めない。厳しいもんだ。

13時34分、弥栄のキックオフだ。男子の選手権とは違い、ここでの奇策はないね。 左サイドに縦パス、これはオフサイド。 リーグ戦だから、全員下がって守備を固めて、勝ち点1を狙う手もあったんだが、真っ向勝負に出るか。 まだ1分経つかどうかなのに、オフサイドに二度かかる。高校生らしい清々しさがいいね。 弥栄は左から6-3-4-16のフォーバック、ディフェンダー登録の5番がフォワードの位置。どういう策かと思っていたら、5番は発熱のため殆ど練習に参加していなかったそうだ。 守備は組織の連繋だからなあ。でも、結果的に裏目に出たんじゃないかね。 左サイドから湘南学院の矢のようなシュート。3分。 その1分後。 湘南学院、先制。 左サイドから持ち込まれ決められた。早すぎる先制ゴールだよなあ。 左コーナーキック、何とか掻き出す弥栄。7分。 しかし湘南学院に追加点。 左サイドをドリブル、マークが 集中‥‥し過ぎて中がフリーに。 右からゴール前に詰めていた快速5番に押し込まれた。 10分。 湘南学院の右サイド、7番が速い。常にラインの裏を狙っている。 更に5番も、大きく開いてフリーになり、頃合いを見てゴール前へ詰めて来る。 弥栄6番の中盤のパスカットがいいなあ。ここで止められれば、後は楽になるんだよなあ。27分。 右サイド、湘南学院の快速5番が抜けてクロス、クリア。リバウンドをシュート、ゴールポストに当たる。 31分。2点は助かってるなあ。 左からのコーナーキック‥‥やはりキック力だよなあ、ゴールキーパーがキャッチ、大きく蹴って、ハーフタイム。 後半、湘南学院のキックオフ。左サイドを攻めてくる。 弥栄は中盤の守備から右サイドへ、ショートパスを使い、11番（待ってました！）が切り込んでシュート。形にはなってきたかな。 しかし右フリーキック、ゴール前へ、 押し込まれた！ 3分。 そして、立て続けに‥‥ 正面やや右寄りからのフリーキック、 7番が直接決めた。 弥栄、右サイドから押し返す。あれ、そういえば右サイドのドリブラー8番は、3年生、もう引退なのか。湘南学院に交代。20番4番が13番14番に代わる。 弥栄はファールスローが多い。20分。湘南学院は18番キヨカ（と呼ばれてた）が用意。 右サイドから湘南学院の攻撃。24分。弥栄の守備が寄ってしまいファーサイドからやられるのが常なんだが、今回はそのまま‥‥ 18番に決められた。 その18番がゴールマウスからボールを拾ってハーフウェイラインまで走る。逆だろう。 弥栄5番足がつったかな。30分。担架が出動準備‥‥無事のようだ。レフェリーボールで再開。 またしても18番。 これで6-0か。33分。 4番のクリアミス、コーナーキック‥‥の前にタイムアップ。 負けて涙する生徒たちには悪いが、サッカーファンとしては興味深い内容、試合だった。 大敗した弥栄だって、5点差6点差をつけて勝った試合もある。 勝利した湘南学院も全国では上位には進めなかった。男子は実力ごとに分けたリーグ戦が確立しているが、女子はまだこれからなんだなあ。 湘南学院。全国大会から十日、これだけ部員がいれば、新人戦用のチームにターンオーバーも可能かな。 少しぎくしゃくしているように思えた。が、個々の技術の高さはさすが。 弥栄の方が大柄だからか、ドリブル、あるいはショートパスを繋いで裏へ、試合開始直後はオフサイドに何度もかかっていたが、 抜け出すタイミングを計り、修正された。 弥栄は‥‥去年の方が強かったんじゃないかなあ。右サイド11番や13番が攻撃をほとんどできなかった。 4番が中盤で奪い右6番へ、というパターンが確立しかけたのが、希望の萌芽かな。後は‥‥ボール扱いにもっともっともっと慣れて欲しい。特に守備は経験から来る予測や直感がものをいうからね。

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