目次へ サッカー酔いどれ観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

札幌U-18

0−3

三菱養和SCユース
2014年8月1日(金)、 第38回日本クラブユース選手権、 三ツ沢陸上競技場にて観戦。
北海道新幹線ツアー

かつて十月に見に行っていた大会が再編されて‥‥。この暑い最中に来るようになり数年。
一昨年、昨年と常連だった横浜Fマリノスがいない! 初めてのコンサドーレと、久しぶりの三菱養和か。色々なチームを見たいから、これはこれでいいことだ。

スターティングラインナップ発表。札幌は登録上2−4−4だ。まあ、両サイドが下がって、4−4−2が基本だろうが。三菱養和は3−5−1だ。ううむ。さあどうなるか。

白の札幌がキックオフ。やはり2バックだぞ。
右へ展開、即、三菱養和の反撃。

三菱養和、ロングスローを9番が巧く受けてコーナーキック。14番に短く繋いで中へ‥‥これはファールで止まる。3分。

小柄なコンサドーレがパスワークで押し込む。中央はさすがに崩せず、シュートには行かない。5分。

コンサドーレ、右からの反転シュート、(トモキ)コーナーキックに。大ピンチを凌いだ三菱養和。ピンチの後にチャンス有り!

7番ソウマのドリブルシュート炸裂!

10分。三菱養和ゴール前にコンサドーレの選手が倒れていたのに気を取られたかな、これは気の毒だったが、プレーを止めてはいけない。 クリアを繋いで、右サイド7番へ、中へ持ち替えて落ち着いて決めた。 三菱養和、先制!

左サイドを抜け出してマイナスのクロス、中央! 宇宙開発だ。ツーバックだと両サイドが空くんだよ、札幌。

それでも攻め込んで左フリーキック、ゴール前へ、ダイビングヘッドはゴールキーパー正面だった。

8番イトウのゴールで突き放す。

起点は9番、プレス‥‥いや突っかかって行って奪い、即、攻撃にシフト。右サイドからのシュートはポスト、でも詰めていた8番が押し込んだ。16分。

バイタルエリアで、足下で受けてファールを誘う。札幌、フリーキックのチャンス。しかし壁。17分、運もない気がする。

10番、倒れずに押し込む!

左サイドから持ち込んで一旦右へ、受けた10番が前へ、倒れるが瞬時に立ち上がり、素早くシュート。こうでなくちゃ。どちらも一瞬プレーが止まった‥‥ように 見えたのは錯覚だったかな。

25分、給水タイム。札幌は運もないなあ。

ブラジル大会になぞらえて言うと、札幌はスペイン、三菱養和はドイツみたい。いや、9番の奮闘ぶりはオランダのロッベンのようでもある。

そして札幌は(2DFで開始した)失策から守備の悪さを露呈しているが。

36分過ぎ、札幌が大きく展開するようになった。ただどっちも動きがよくなくなってきた。

札幌は右7番左15番が下がって、4−4−2になる。やっとだよ。これで攻守のバランスもよくなり、攻撃の形も作れるようになった。皮肉なもんだ。
前線に最初からいるよりも、下がった位置からオーバーラップした方が流れがよくなるんだ。 右コーナーキックはクリアされたが‥‥。 40分。

インジュリータイムは2分。 札幌のフリーキックは策を弄しすぎた。三菱養和は余裕だ。 あまり無理せずに‥‥前半終了。

三菱養和のキックオフで後半。やはり左サイドを狙う。札幌は前半でポジショニングを修正済みだ。

どちらも交代はなさそう。三菱養和が押し込むが、札幌も破綻なく守る。その札幌、右コーナーキック、クリア。7分。

10分を経過して、三菱養和に交代。8番イトウから12番マツイ。

一進一退の攻防。
そして札幌も、7番スズキから10番フジイ。また守備の組織を変えるのかな。


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前半の半ば過ぎまでで三菱養和が3点のリード。札幌の失策(失礼)は‥‥。システム論者ではないのだが、2−4−4で始めたことだですな。 本当にバックが二人でした! だから両サイドから三菱養和に持ち込まれて‥‥しかも中央やファーに8番や10番がちゃんと詰めていて、決められました。
三菱養和の9番ロッベン(笑)は、見た目もそうだが、ここぞというところで奪ってショートカウンターという戦術も見事。 札幌は30分過ぎに7番と14番が両サイドの守備に下がり、却ってバランスがよくなったんですが、時すでに遅し。皮肉な結果でした。

三菱養和SCユースは明日の決勝へ!

そして翌年‥‥。

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