|
サッカー酔いどれ観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
|
京都サンガU18
| ２−３ | 横浜ＦＭユース |
|
|---|---|---|---|---|
| 2012年８月３日（金）、 日本クラブユースサッカー選手権大会、 三ツ沢公園陸上競技場にて観戦。 | ||||
|
Honya Club.com | ||||
|
ロンドン五輪の真っ最中。Ｊ１の中継もない。ｔｏｔｏを買い忘れるんだよな〜(笑)。 それはそうと、色んな種目が寄せ鍋や幕の内みたいに詰め込んであるので、 サッカーだけ見たくても、テレビ番組表では分からない。 そんな時は（別の大会なのだが）スタジアムに行くに限る。 毎年秋に全日本ユースの準決勝は見に行っていたが、発展解消されたので、この年代の試合は選手権以来。 Fマリノス・ユースの試合は、あいつがいた頃以来‥‥でもないか。 |
|
|
|---|
|
ニッパツじゃなくて陸上競技場の方。だからゴール裏に席はない。サンガ・サポの後ろに陣取る。
キックオフ、京都が右サイドを鋭く抉ってくる。
横浜FM、7番の右サイドのキープ、11番が中へ、シュートは右に逸れるが、いい攻めだった。６分。 そして11番の左からのクロス、シュートはクロスバーをかすめるた。これは決めろよ。 〈font color=red〉〈h3〉 横浜FMが11番イトウのゴールで先制。 〈/h3〉 左サイドから持ち込む形になった。ゴール前をワンツーでうまくかわして流し込む。９分。 〈/font〉 〈p〉 どっちも堅さがほぐれて、動きがよくなってきたかと思った矢先のゴールだった。これでどんな展開になるか。攻める京都、焦ってファール。横浜FM8番のミドルはバーの上、余裕かな。 京都７番が右サイドで持って、二対一、サポートがない。選手間の距離がよくない。１２分。 横浜FMは守る時も二人三人が連動している。自陣深い位置で、DFが相手FWのプレスをワンツーでかわす。 京都のサポーターが「みんなでやれ」「前から前から」と。これは城が実践し続けている。17分。 苦し紛れのミドルは京都のCKに。 ２１分、ヘッド、クリア‥‥左で待ってボレーはひねり切れずタッチラインへ。 横浜FM８番がいいね。守備ラインまで下がってカバーする、ドリブルで中盤まで持ち上がるし、ミドルも撃つ。
同点ゴール！ ２０番ミウラ！左サイドからの速い攻めが実った２５分。20番ミウラのゴール、これで分からなくなった。‥‥と、思ったら。 ６番シミズのゴールで逆転。左コーナーキック、こぼれ球をトラップ、味方をもかわすフェイント(笑)、狙い澄ましたシュート。26分。横浜FMが盛り返して、京都のゴールキックに。 そして京都の力強いミドルがクロスバーを越えて、ハーフタイム。 緻密な横浜FMのサッカーがある意味主流なのだが、 京都は個の力を発揮させる方針らしい。 これも楽しい。 個の責任で突破して個の力で飛び込む。京都はお公家さんではなく、比叡山の荒法師サッカーだ。 ３９分。 横浜FM（この一時間後にチームを救う）３番が、自陣深い位置のＦＫをミスキック、京都ＦＷに渡してしまうが、 瞬時に危機を察知してその芽を摘んだのは８番だった。見事。 京都７番が巧みな切り返しから中へ、よく見てた、合わせたヘッドは、力なくＧＫへ。 ４４分。 横浜FMはＦＫのチャンス、 しかし‥‥実らず。ハーフタイム。 味方の走るコースへのパスが通る横浜FMが優勢。ここで京都に交代、２８番から１８番ヒグチへ。怪我ではなさそう、戦術的な交代かな。 ６分。
後半。 両軍、一人づつの交代。横浜FMが左スローイン、一転して京都の攻勢。 横浜FM10番がパスでかいくぐって正面シュート、至近距離だが弱かった。この年代で小柄だとまだ筋力が弱いのかも知れない。 ３１分。 横浜FMが攻め込んでいるのはビハインドだから。それにしても多彩なパスワークだ。 しかしセンターフォワードにでかいのがいないのが残念だ。12分。 たまに京都の攻めもあるが、単発、ここで「個の力」の悪いところが、つまり、味方のサポートがないんだ。 京都、右からドリブル突破、逆サイドへ抜けるクロス、そしてコーナーキック。組織を使うとチャンスになる。 １７分。
で、後半の給水タイム。
横浜FM11番イトウのゴール！同点だ。左サイド、大柄な14番が起点となり、右へ展開、 スリータッチで密集を抜けてシュート。 23分。同点弾。攻める京都、20番ミウラに代えて22番イシオカが入る‥‥かと思ったら、スローインのまま中断し、また給水タイムか。 25分。 横浜FMの鋭い攻めが続く。京都は守備も個の力に依っている。これは無理があるな。横浜FMのパスワークを防ぐには、マークの受け渡しやカバーリングが不可欠だもん。 横浜FM、17番フカサワが7番に代わる。36分。後半は目立たなくなってたかな。逆サイドだったし。 京都がパワープレー。こうなると個の力が活きる。 ４０分。しかし横浜FMは左からＦＫのチャンス。ゴール前へ‥‥しかしファール。
<#goal>
京都５番かな、トラップミスを横浜FMが抜け目なく拾って、コーナーキックだ。
京都23番オオニシに代わって24番が入る。この時間帯での交代の意図は？ インジュリータイム3分の表示。 シュートで終わる横浜FM。29番サイトウが23番フクダに代わって入る。これは守備固めか時間稼ぎか。 京都２４番が右を抜け出して23番に繋ぎ‥‥ゴールキックへ。途中出場はまだ元気だ。しかし反撃するマリノス。 タイムアップ。倒れ伏す京都。いいゲームだった。
大雑把な京都、緻密なマリノス。世の趨勢としてはマリノスのスタイルだ。自陣ゴール前でもワンツーで相手のプレスをかわす。攻守の中心は８番。一方の京都サンガは、正反対。良くも悪くも大雑把。
ドリブルで切り込んでも、二人三人で囲むマリノスに対して、サポートは殆どない。
決勝ゴールは白３番岩壁くん。身長１８６センチの岩の壁。ＤＦになるべくしてなったような名前と体格。ＣＫからの豪快なヘッドは、秋田選手か小村選手を髣髴とさせる。越田選手でもいい。
決勝は明日の１８時キックオフ。ロンドン五輪の日本対エジプト戦が、日本時間20時キックオフなのだが‥‥。
さて、もう一試合あるんだが、今夜のロンドン五輪、対ブラジル戦に向けてコンディションを整えねば。
後ろ髪を引かれる思いだが、第二試合、どちらもガンバレ。
|
| このページの最初へ | サッカー川柳 | 観戦記目次 | 日本代表選手一覧 |