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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
| ベルマーレ湘南 １−４ アルビレックス新潟2002年5月3日（土）、J２リーグ平塚競技場にて観戦。 | 
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ホーム、ビッグスワンに四万を集めたJ2の雄、アルビレックス新潟である。いくら地元でも、魅力あるチームでなければこれほどは集まるまい。
その大観衆をこの目で見たい気もするが、今日はベルマーレのホーム、平塚競技場なので、新潟のアウェイ。
ビール片手にまぶしい緑のピッチに散る選手たちを眺める‥‥。いいねえ‥‥。
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まるで夏の平塚、バックスタンドから。ベルマーレへの声援が響く。新潟のキックオから、GK伊藤まで渡り、湘南の攻勢が始まる。
そして湘南が先制！3分、左スローインから‥‥24番戸田が落として、8番栗原が押し込んだ。 アクロバチックなキープに、新潟DFも一瞬虚を突かれたようだ。しかし、早すぎたか‥‥。決して油断が生じたのではなく、 新潟が落ち着いて反撃する時間が充分にあったから。 左サイドを短く繋いで中へ‥‥湘南の攻撃は狙いがはっきりしている。
アルビレックスは、ここまで印象が無い。 前線に船越（ベルマーレにいたっけ？）と高い選手を置いて、しかしそれを活かしてハイクロスを、 というわけでもない。パラシオスにほぼマンツーマンで着かれているからかな。そうそう、パラシオス！ 去年の開幕戦で見た時にはびっくりした。程なく、宮本が移籍するはずだったガンバ大阪を初め、 Ｊ１数チームからオファーがあったと聞く。 １６分。新潟１０番マルクスのFKが壁に当たり、 GK伊藤の反応と逆のサイドに‥‥ラインを割って、苦笑。そしてその競り合いで、１１番坂本が外へ。アルビレックス優勢だ。 ベルマーレの左サイドに出させないようにし、パスをカットしたら直ぐに前線に送る。 ３０分に垂んとする。両軍とも、 中盤をきちんと組み立ててくる。更にゴール前のシーンも多く、局面のぶつかり合いも激しい‥‥その分、ファールも多いが、仕方あるまい。 お、パラシオスと船越が競り合って‥‥パラシオスが当たり負け。珍しい。抜いて出た船越のシュートはバーの上‥‥痛み分けか。 ベルマーレは、右サイド２番のクロスが段々とよくなっている。３３分。２４番のカットからの攻勢だが‥‥。 ３８分。このゲームの流れを決定するレッドカードが提示された。相手ＦＷとのシャツの引っ張りあいから、 パラシオスに２枚目のイエロー、つまりレッドカードが出された。傍目には、カードまで出さなくても、 と見えなくもなかったが、間近で見ていたレフェリーの判定を尊重すべきだ。そして‥‥
新潟はそこで得たＦＫをゴール正面へ、 ２８番に変えて１４番コイケが入る。ベルマーレの交代。あれ、ＤＦを入れるのではなさそう。 アルビレックスはほぼスピアヘッドなので、ＤＦはラインを作るより、マンマーク気味にしている。 ハーフタイム。
これまで喚かれた野次。「そんなファール、どこの国でもとらねえよ」「審判も交代しろ」「馬鹿野郎！」
気持ちは分らないでもないが、耳障りだ。
アルビレックス、逆転！ ３分。前半はパラシオスに押さえられていた船越のポスト。そして１０番マルクスが押し込んだ！アルビレックスの＊＊＊＊＊＊＊（メモ判読不能。一試合に一カ所はあるね）、ＦＫはバーを叩き、
湘南のＧＫ伊藤と３番富永はぶつかってボールは零れる‥‥。こりゃあ‥‥。 湘南はスピアヘッド。２４番のオーバーラップも少なくなり、劣勢。
２０分、ベルマーレにＦＫのチャンス。
大人と子供の勝負（シロウトの大人が相手なら、最近の子供の方が個人技も組織プレーも上だ）でもなければ、
必ずチャンスは来るのだ。 新潟、個人技で突破しゴール！２９分、 １０番マルクスが右サイドのディフェンスラインを突破し、持ち込んでゴール！ ホイッスルがなかったから、 ファールでノーゴールかと思った‥‥。すると‥‥。あれ、更に‥‥新潟に追加点！中盤で見事なワンツーから抜け出した７番寺川‥‥難なく決めた。ひと試合、90分の中で、好不調の振幅が大きいベルマーレ。
41分、 新潟は17番安を下げて6番秋葉。いいペースで交代している。 バックライン（今はデフェンスラインと言うんだっけ？）の裏に出されたパス、 １１番氏原を１４番が倒して‥‥FKからクロス。 点差は大きいが、取りに行こうという気持ちは伝わってくる。そう、
最後は得失点差がものを言うことがある。 試合内容などはともかくとして、ベルマーレ側の観衆の野次が汚い。困ったもんだ。 ゴールデンウィークのさなか、子供も大勢来ているのに。大人はいいお手本を見せないと‥‥。 |
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