TOYOTA European/South American CUP

ACミラン　対　ボカ・ジュニアーズ

第２４回トヨタカップ ２００３年１２月１４日（日） キックオフ　１９：１５ 於　横浜国際競技場

毎年毎年、今回で最後！　と言われてますが‥‥ちょっと待てよ、去年の試合後のインタビュー、「来年も来ますか？」の問いに、 ロナウドが「もちろん！」（実際は準決勝で負けましたが）との回答。あれ、やるのかな、と嬉しい反面、疑念もちょっと。 １１月の初秋の風を感じる頃に、詳細が発表されました。

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さて、結末は！？		前回はこうでした

沿革

元々は、ヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ（現チャンピオンズリーグ）の勝者とコパ・リベルタドーレスの勝者が、 それぞれホームアンドアウェイでインターコンチネンタルカップを争っていた大会でした。しかし相次ぐ暴動などのトラブルにより長らく中断、 １９８０年になり、中立国・日本における一本勝負での開催が実現します。私は、日本でＨ＆Ａ相当に二試合やるのかと思っていました (^-^;) 。 当初は、スター軍団をそろえる欧州チャンピオン対少し地味な南アメリカチャンピオンという図式でした。これは、南米選手は活躍を認められると、 スペインやイタリアを皮切りに欧州への移籍を目指してきたためでもあります。そして、欧州勢はスター軍団ゆえに、欧州カップ参戦、 国内リーグのシーズン中であるなど、日程的にコンディション不良、怪我などによるスター選手の欠場もあり、 結局はシーズンオフでもあり充分な準備の期間を設けられた南米勢に軍配が上がる、という歴史でした。 ところが近年は、 入念な準備と豊富な選手層‥‥南米の選手すら欧州で多くプレーしていることからも、 欧州チームの優勢が続いています。実際、 この大会を欧州（またはＪリーグも？）移籍への足掛かりとして、奮起するプレーヤーのコメントも聞かれます。 また、 サッカーをリードしているのが欧州と南米なので、この大会の勝者が実質上は世界一なんですが、アジア、アフリカの躍進も目覚しい。そこで近々、 欧州・南米・アフリカ・アジアの各チャンピオンが真の世界一を争う大会・いわゆる世界クラブ選手権に発展的解消という情報もあり、 次回が２００５年、日本は２００７年の開催に立候補との報道もあります。その一方で、トヨタカップの継続も欧州・南米連盟に訴えるなど、 まだまだ先行きは不明ですね。