最高の笑顔を花束にして

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：岩崎文紀

暗闇の中の一条の光‥‥苦しみ、哀しみのあとの微笑み‥‥そんな歌です。 苦境を越えたあとに、自分が浮かべる満足の笑みではない。 闇の中に示された指針、光のコンパス‥‥ 夜明け前の闇がもっとも暗いのだ‥‥ 名奈さんの花束のような最高の笑顔と歌声が、見たい‥‥聞きたい‥‥ '98/12/29

アルバム；最高の笑顔を花束にして、 発売；94.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2194

Ｔｏｋｙｏ

作詞：近藤名奈 作曲：近藤名奈、中野督夫、編曲：宮田繁男

しょっぱなに男の声で、ＨＩ！ Ｎａｎａ、ｈａｓ ｉｔ ｇｏｉｎｇ？ と来る。あれ、間違えたかな、と思った次の刹那、 澄んだ名奈さんの歌声に、ほっと一安心。 「東京」と名の付く曲はいろいろあるが、パターンの一つは他郷から来た歌。 もう一つは故郷に見たてての歌。当然、前者が圧倒的に多い。 この土地で、辛くとも、明るい未来を信じて頑張ろう、というムードである。 余談だが、後者には小室 等さんの「東京」がある。 こっちの雰囲気もいいんだよなあ‥‥ もう一つ余談。タワーの明かりは０時じゃなくて、２３時で消えると思ったんだけどなあ‥‥ '98/12/27

アルバム；ＮａＮａ、 発売；95.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2266

Ｄｒｅａｍｅｒｓ Ｏｎｌｙ

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：根岸貴幸

当コーナーの、ファン専用掲示板のタイトルはこの曲から取りました。「ＮＡＮＡ Ｆａｎｓ’ Ｏｎｌｙ」ですが、 ええっと、アポストロフィーに“ｓ”で所有を表わすけれど、複数形の場合は“ｓ”の後にアポストロフィーだと、学校で習った記憶が‥‥ 正しいのかな？（私は元・某英語学校スタッフ！！） ともかくも、「夢」は寝て見るもの。 実現を目指すのは「目的」や「目標」と形容すべきである。暗い世相の中、これを勘違いしている人が多い。 以前、カズが「Ｗ杯出場は夢ですね」と質問されて、一瞬きょとんとした後に「いや、目標です！」と答えた。 インタビュアーは「そうです、その夢を実現させるために頑張ってます」という答えを予測していたのだろう。しどろもどろになった。 今すぐにでも、必ず実現させるべきものを「夢」とは言わない。ならば、「世界平和」も夢ではなく、目的・目標と言いたい。 '98/12/12

シングル；あなたは知らない、 発売；94.10.26 \1,020 ファンハウスFHDF-1421

この青空に誓うよ

作詞：田辺智沙　作曲：前田克樹 編曲：岩崎文紀

タイトルから創造して、奮起・努力・刻苦勉励を誓う内容かな、と思っていたら‥‥ 横恋慕の歌じゃないですか。でも名奈さんが歌うと、 さわやかに聞こえるから、不思議だ。 え、横恋慕の意味が分からない？ 辞書を引きなさい。 なに、死語だと？ 放っとけ（笑）！ '98/12/14

シングル；少年のままでいい、 発売；95.03.15 \3,059 ファンハウスFHCF-1396

引き出しの奥の時間

作詞：田辺智沙　作曲：原一博 編曲：岩崎文紀

学校を出て既に十数年を数える私にとって、懐かしい内容ですね。 でもこの歌のムードからすると、 もう少し若い‥‥まだ卒業して２〜３年も経ってない頃の感じ。等身大の、１９歳の名奈さんが朗らかに爽やかに歌っています。 ‥‥そう言えば、私の学生の時分は、「ふちなしメガネ」はまだなかったなあ。「黒ぶちメガネ」とか「瓶ぞこメガネ」しかいなかったような‥‥ 当時は眼の良さを誇っていた私も、今はメガネのお世話になってます。え、老眼鏡？ 近視ですよ〜だ！ '98/12/6

シングル；地球を蹴ってさか上がりして、 発売；93.5.26 \,930 ファンハウスFHDF-1290

明日のドア

作詞：田辺智沙　作曲：原一博 編曲：岩崎文紀

デビューシングルのＣＷです。ごめんなさい、生意気なことを書きますが‥‥ きっとこの頃、名奈さんの方向性がまだ決ってなかったのではないでしょうか？ お決まりの恋愛ソングっぽく行くのか、 後に定着する（そして成功する）がんばれソングもまだ確立せず‥‥ 何か、こうもやもやした、やり場のない鬱憤‥‥いや、 パワーが満ちてきているがどこへ向ければいいのか、ベクトルが定まらない‥‥そんな印象の作品です。 '98/12/1

シングル；こんな日は早起きしてあなたに会いたい、 発売；93.02.25 \,948 ファンハウスFHDF-1250 アルバム；７／３６０、 発売；93.07.07 \3,059 ファンハウスFHCF-2102

月曜日の歩き方

作詞：田辺智沙　作曲：原一博 編曲：岩崎文紀

月曜日の朝‥‥嫌ですねえ。一週間が始まる。祝日がないなら土曜日（か日曜日）まで休みがない！ 憂鬱だ‥‥でも行かなくっちゃ、 起きなくっちゃ‥‥ 待てよ、どうせ行くんだったら、気分よく行こうぜ！ ‥‥という気になる歌です。 私は、気分が塞いでいて、 でも立ち上がって歩き出さなければならない時、何曜日だろうと、朝だろうと昼だろうと夜だろうと、名奈さんの歌を聞きますけどね。 '98/12/2

シングル；風の旋律を聴け、 発売；93.11.17 \,948 ファンハウスFHDF-1344

子守歌が聞こえる

作詞：田辺智沙　作曲：樫原伸彦　編曲：岩崎文紀

この曲を聞いた名奈さんのご両親が、名奈さんにひとこと、「ありがとう」と言ったそうな‥‥。 きっといい家族・家庭なんでしょうね。 そう言えば、名奈さん、 実家から間違って持ってきてしまったお兄さんのリコーダーは返したのでしょうか‥‥？ '98/12/12

アルバム；Ｎ／Ｓ、 発売；94.03.03 \3,059 ファンハウスFHCF-2153

水平線のＫＩＳＳ

作詞：田辺智沙　作曲：岩崎文紀

ファーストアルバムの終曲を飾った曲。ＬＤ「Ｗａｌｋｉｎｇ Ｔｏｇｅｔｈｅｒ」 にはライブが収録されていました。 歌い方はともかく、声や雰囲気の違いが楽しい。 重複しますが、声量や音程がよくないと、こういう高音域を伸ばすスローバラードはボロが出る。 この曲を聞いて、本物だ！ との確信を得ました。 素人がカラオケなんかでは到底真似のできない歌唱力！ ‥‥でも、それがはに世に入れられないのでしょうか‥‥。 ちなみに、そのファーストアルバムの初版では歌詞カードの曲順の印刷が違ってました。 '98/12/1

アルバム；７／３６０、 発売；93.07.07 \3,059 ファンハウスFHCF-2102