天使たちの街へ

作詞：近藤名奈　作曲：近藤名奈、中野監夫 編曲：宮田繁男

私は安易に欧米なんぞに憧れる日本人は嫌いだ。だからといって、やたらとインドやタイなどを「アジア」呼ばわりして愛着を示す輩も嫌いだ。 そんな奴等より、この詞を作った人のような素直な憧れが一番好きだ。 ロサンゼルスをイメージして作られた曲ですね。 念願かなってこの曲の発表と前後して渡米が叶いましたっけ。「はぴしょろ」のエンディングとしてお馴染みでした。 異国の街角をそぞろ歩きする時に口ずさみたくなる歌です。 '99/3/5

シングル；キスだけじゃうまくいかない、 発売；95.07.26 \1,020 ファンハウスFHDF-1490 アルバム；ＮａＮａ、 発売；95.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2266

あなたは知らない

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：根岸貴幸

１９８５年・対韓国２−１、１９８７年・対中国２−０、１９９７年・対ＵＡＥ１−１、１９９８年・対韓国２−１‥‥。 ちっともいいことのない私の誕生日であるところの１０月２６日の日本代表（今年はＵ２１）の戦績だが、１９９４年はちと違っていた。そう、 この曲の発売日だった。（関係ない？） 好意以上の思いを抱きながらも、一歩譲り、好意以上の距離に踏み込めない‥‥。相手が誰であろうと、 直情径行が良しとされる昨今、この曲みたいな感情を押さえてただ見守るだけ、そんな間柄ってのも、いいもんだなあ。 また一つ大人になった名奈さんの歌声もＧｏｏｄです。 '98/11/27

シングル；あなたは知らない、 発売；94.10.26 \1,020 ファンハウスFHDF-1421 アルバム；最高の笑顔を花束にして、 発売；94.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2194 アルバム；ＢＥＴＴＥＲ ＤＡＹＳ、 発売；95.03.15 \3,059 ファンハウスFHCF-2217

二十歳の記念日

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：岩崎文紀

越えられなかった壁というものは、越えた時には既に忘れ去られる宿命にあるのだろう。何故なら、すぐに次の、 より大きくより高い壁が目前に現れるのだから。 しかし、どうしてもその壁を越えられずに、力の限界を思った時、 越えてきた壁の一つ一つを思い出すといい。忘れていた勇気が、きっと蘇る。この歌とともに‥‥ '98/11/24

シングル；春色のカーブ、 発売；94.02.02 \1,020 ファンハウスFHCF-1358

Ｈａｐｐｙ Ｅｎｄを探して

作詞：田辺智沙 作曲：谷本 新 編曲：水島康貴

１９９７年１１月１６日‥‥あの日、ＮＨＫ・ＢＳの中継の解説の松木さんがこう言いました。 「みんなが、こういう結果が出るということだけは、信じていた」そうだ！ 今は苦しく、辛くとも、きっと明るい未来が来る！ 努力あるところ、必ず道は拓ける！ ‥‥なんて書くと重々しいんですが、特に今、こんな時代だからこそ、 明るく楽しいＨａｐｐｙ Ｅｎｄを探そうじゃありませんか。名奈さんと、みんな、一緒に‥‥ '98/11/13

アルバム；ＢＥＴＴＥＲ ＤＡＹＳ、 発売；95.03.15 \3,059 ファンハウスFHCF-2217

Ｓｕｎｄａｙ（ある日曜日）

作詞：近藤名奈 作曲：近藤名奈、松浦善博 編曲：宮田繁男

「ＮａＮａ」収録のものと、ライブ中継の二種類を持っている。演奏はもとより、 歌詞にも多少の違いのあるのが聞いていて楽しい。 その歌詞にもあるが「浮気を許せない」性分は名奈さんの地らしく、ＴＶやラジオでもよく言っていました。 それにしても、「自分の彼が他の女の子とキスしている」夢を見て怒っていると言う展開、 強引で可愛らしいなあ‥‥ '98/9/28

アルバム；ＮａＮａ、 発売；95.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2266

１０年たっても

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：岩崎文紀

男と女の間に友情は存在しうるのか？ ある意味で永遠のテーマである。その答えの一つがこの歌‥‥ などと大風呂敷を広げるつもりは毛頭ございません。でも、まあそういうムードの曲なんですね、 これは。 しかし！ 私にとっては、（ＣＤではなく）ビデオクリップの夜の公園の場面、 一人夜空を見上げる名奈さんの遠く澄んだ瞳が全てでした‥‥ １０年、１００年経っても、オレたちは名奈さんのファンだぜ！ '98/10/30

アルバム；７／３６０、 発売；93.07.07 \3,059 ファンハウスFHCF-2102

ＳＴＩＬＬ

作詞：近藤名奈 作曲：近藤名奈、松浦善博 編曲：宮田繁男 コーラスアレンジ：楠瀬誠志一郎

一番不思議な歌です。名奈さんの曲は、歌詞と歌唱力と曲がそれぞれにすばらしいから。でも、この曲は、歌詞だけ読むと哀しい失恋から立ち直ろうと、 または懐かしい思い出にしようという内容なのですが、テンポのいい曲とはマッチしない‥‥いや、してるんです。そこが不思議なところ。いい曲です。 '98/5/8

シングル；純情な恋でも‥‥、 発売；95.12.01 \1,020 ファンハウスFHDF-1520 アルバム；ＮａＮａ、 発売；95.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2266

１グラムの幸福

作詞：松本 隆 作曲：飯島真理 編曲：斎藤 誠

誰かのカバー曲らしい。詞だけ見ると、初期の名奈さんの代名詞だった「がんばって」ソングなのだが、 軽妙なメロディーが悲壮さを感じさせずに終始する。 「１グラム」もいい。ささやかで謙虚だもんね。 これが「１キロ」や「１トン」だったら嫌みだ。この曲を最後に、ソロのシングルＣＤはまだ出ていない。この沈黙は、遠くない将来、破られるだろう。 そうでなければ、昏迷の日本に夜明けは来ない。（この１年後に「根拠はないけど」が発売されました） '98/11/1

シングル；１グラムの幸福、 発売；96.08.07 \1,020 ファンハウスFHDF-1567

遠い想い

作詞：田辺智沙　作曲：野見山正貴 編曲：根岸貴幸

フルコーラスのＣＤ版もいいし、ステージで顔を昂然と上げて歌う（“詠う”ような‥‥）アカペラ・ＬＤ版もいい。名奈さんの魅力の一つ、 無責任にただガンバレと言うのではなく、友人同志が支えあい、励ましあうような暖かさを感じさせてくれる、そんな曲の一つです。 '99/3/6

アルバム；最高の笑顔を花束にして、 発売；94.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2194

Ｅｃｈｏｅｓ〜地平線まで追いかけて〜

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：水島康貴

私が学生時代に所属していた合唱団は、正式名称を「二松学舎大学混声合唱団コールエコーズ」といい、 略して「エコーズ」と内外では呼ばれていた。偶然ですが。この曲があと１０年早く世に出ていたら「団歌」としてタイアップ‥‥出来なかったろうなあ。 残念。 兵庫県南西部地震のお手伝いから帰った三日後に発売、疲労のせいか翌日から２日間、風邪をこじらして寝込んだ。いい歌なんですが、 ずっと枕元で流していたためか、今でも聞くたびに高熱に耐えていた日が思い出され、汗が出る。「スキー場の雰囲気に相応しい」と誰かが言っていました。 スキー嫌いの私は、こんな曲が流れているのがスキー場なのか、と想像しています。 '98/5/17

シングル；Ｅｃｈｏｅｓ〜地平線まで追いかけて〜、 発売；95.12.01 \1,020 ファンハウスFHDF-1437 アルバム；ＢＥＴＴＥＲ ＤＡＹＳ、 発売；95.03.15 \3,059 ファンハウスFHCF-2217

純情な恋でも‥‥

作詞：只野 菜摘 作曲：野口 兼護 編曲：岩本 正樹

告白します。（右手を「論語」じゃない「聖書」に置いて）名奈さんの活躍を祈念して、 カラオケボックスに行った時には必ず名奈さんの歌を一曲は歌うことにしています。 事情は違いますが、思えばその一曲めがこの曲でした。 当時はアルバム「ＮＡＮＡ」発表の頃で、順風満帆に、ささやかな追い風に、と思い、通信カラオケで使用頻度が高くなれば‥‥と企んだわけですな。 いつもは「マジンガーＺ」「ゲッターロボ」などを熱唱・絶叫している男が、突如「純情な恋」と来たもんだから、 同行した友人たちが面食らってました。「風の旋律を聴け」もレパートリーです。 '98/5/14

シングル；純情な恋でも‥‥、 発売；95.12.01 \1,020 ファンハウスFHDF-1520 アルバム；ＮａＮａ、 発売；95.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2266

Ｋｉｓｓだけじゃうまくいかない

作詞：近藤名奈　作曲：近藤名奈、中野監夫 編曲：宮田繁男

名奈さんが歌うと、こうも明るく爽やかな「恋愛の歌」になるんですね。シングルとアルバムで、バージョンが少し違うのもいい。 ハピショロの中で、楽しそうにアカペラで歌ってましたが、それもよかった。 '99/3/16

シングル；キスだけじゃうまくいかない、 発売；95.07.26 \1,020 ファンハウスFHDF-1490 アルバム；ＮａＮａ、 発売；95.12.01 \3,059 ファンハウスFHCF-2266

ひとりじゃないから

作詞：近藤名奈　作曲：木根 尚登 編曲：水島康貴

個人的な意見としては、名奈さんにはやはりこういうスローバラードこそ相応しい。テンポの速い歌と違いごまかしがきかないから、 本当の歌唱力がないと歌えない。 御本人の作詞である。いいねえ。文句無し。恋愛がテーマなんでしょうが、もっと大きな心を感じます。 傷つき倒れた時に、優しくそして力強く励まされるような‥‥ '98/5/4

アルバム；ＢＥＴＴＥＲ ＤＡＹＳ、 発売；95.03.15 \3,059 ファンハウスFHCF-2217

思い出してみよう

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：岩崎文紀

この曲が収録されているアルバム「ＮＳ」の収録曲の十一曲中四曲がシングルで別に発表されている。よって、 アルバムとしての新鮮味には欠けてはいたが、それでも当然いい歌がある。 特にこのアルバムが世に出た頃は、 田辺智沙さんの詞と近藤名奈さんの歌が最高に調和していた頃でしょう。日本歌謡界のＲＯ・ＲＯコンビといっていいでしょうね。 ところでこの曲‥‥ ええと、歌詞を掲載するのはネチケット違反なんでしたっけ。歌詞カード五ページを開いて下さい。 「思い出してみよう」がありましたね、五段落めです。ここがいいなあ。そう思うでしょう？ え、まだ持っていない？ そいつはいけないねえ。急いで買いに行こう。品番は以下の通り。 '98/5/2

アルバム；Ｎ／Ｓ、 発売；94.03.03 \3,059 ファンハウスFHCF-2153

風の旋律を聴け

作詞 作曲：田辺智沙　編曲：岩崎文紀

四枚目のシングル。名奈さんの歌唱力がグングン伸びていた頃。歌唱力を百パーセント、全ての力を大きく出し切った感のある歌。 もっともダイナミックな歌詞、曲そして歌唱力を聞かせてくれました。聞くだけで、こちらも全力を出し切った爽快感を覚えます。 この後、百パーセントの力を少し押さえて、八割ほど、余裕をもった歌い方も楽しませてくれるようになります。そんな意味で、 ターニングポイントの曲と思うのですが。 '98/5/9

シングル；風の旋律を聴け、 発売；93.11.17 \,948 ファンハウスFHDF-1344 アルバム；Ｎ／Ｓ、 発売；94.03.03 \3,059 ファンハウスFHCF-2153 アルバム；ＢＥＴＴＥＲ ＤＡＹＳ、 発売；95.03.15 \3,059 ファンハウスFHCF-2217

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