サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	前橋育英 （群馬県代表）	４−０	京都橘 （京都府代表）
2016年1月5日（月）、第93回高校選手権、 フクダ電子アリーナにて観戦。
サイフもココロもハッピーに！ちょびリッチ

古豪マエイクはもとより、京都橘も大会常連だね。準決勝は二会場。駒場とこっちと迷ったんだが、 今大会は初めて見るチーム同士の対決を選んだ。 虚心に、サッカーを楽しもう。

どっちも４−４−２で噛み合う形だ。どうなるかな。 両チーム入場‥‥あれ、京都橘がタッチライン手前で立ち止まり、一礼だ。気持ちがいいね。 アップが終わり、ほほお、エンドが変わる。自軍応援団に向かって攻める前半。 京都橘のキックオフ。 右へ攻め込むが、前橋育英も冷静に対処する。 右からのコーナーキック、ゴールキーパーがパンチングで逃れる、ぎりぎりのコースだ。 4分。 尚も攻める京都橘、ショートパスを確実に繋ぐ。 どちらもそうだが、無駄なものはもちろん、冒険的なロングパスはあまりない。 前橋育英、先制！ ロングスローからの速攻、左サイドの裏に抜けて、ゴールキーパーの鼻先に9番アオヤギが走り込んで決めた。 京都橘、左サイドバック5番オガワのロングスローが徐々に合ってきた。11分。 9番の粘りから右コーナーキック。14番のキックは直接ゴールキーパーへ。もう一工夫欲しいな。 リードした前橋育英が無難に押し込んでハーフタイム。 一言で表すと、ハイレベルな退屈。開始10分、前橋育英が左サイドへの速攻から先制。その後、京都橘の散発的な攻撃を受けながら、シュートまでは撃たせない集中した中盤の守備。 長短のパスを効果的に使い、前橋育英がゲームをコントロールしていた。 6番に代えて8番コイデが入り、後半のキックオフ。 11番かな、シュートはディフェンダーのハンドリング、京都橘にフリーキックのチャンスだ。しかし10番のキックはクロスバーの上。 前橋育英は速攻からシュート、9番は足が速いなあ。 5分。 左サイドからのロングスロー、左コーナーキック。逆襲から前橋育英のスローイン。 京都橘は元気がなさそう。 その京都橘。9番セントウから18番ヒサダ。 11分の交代。あのセントウの弟らしい。 京都橘、速攻から10番のシュート。わずかにポスト右。速攻の応酬になった。 互いのゴール前へ、めまぐるしい。 前橋育英、13番ヨシナガから8番コイズミ。16分。 前橋育英が押し込んではいるが、速攻以外入る気がしない。まるでバーレーン代表みたいだ。 まあ、前橋育英はリードしているから無理はしないんだろうけど。 前橋育英の交代、15番を下げて16番ヨコザワ。 リードしている前橋育英はともかく、京都橘は交代のタイミングが‥‥どうだろう、後手に回っていないかな。 24分。更に前橋育英、6番ワタナベから5番カサイ。 11番サカモトのドリブルシュートが決まる！ 遅攻だが、やはり逆襲から。前橋育英、３点めが決まった！ 11番サカモトから7番キクチ。 前橋育英は次々と手を打ってくる。もう 39分。 前橋育英に４点めが決まる。 右サイドから持ちこみ、中が揃わないと見るや、そのままチップキックでゴールキーパーの頭上を越して、 ファーのネットに決めた。 キックオフ、そしてタイムアップ。 新鋭の京都橘が、古豪の前橋育英に粉砕された。余裕を持って仕留めた感さえある。 これもサッカーだ。

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