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サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！ |
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帝京高校２−０星稜高校2000年1月3日（日）、 高校選手権３回戦駒沢競技場にて観戦 |
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１年ぶりの駒沢。ここにくると、横国の唯一の欠点、駅からの遠さもたいしたことではないと思える。
去年のニューイヤーユースの時は肌寒い曇天だったが、 昨夜の雨も上がり、今日は快晴、ぽかぽか陽気だ。選手のコンディションに影響は‥‥？ 今日はここで２試合が楽しめる。 「雨上がり光るグラウンド‥‥飛び散るイレブン‥‥」 好ゲームを期待しよう。 |
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４−４−２の星稜、スイーパーを置く３−５−２の帝京。対照的なシステム、帝京のキックオフ。果敢に攻め、早くもCK。５分、帝京にCK２本、
星稜はシュート３本、互角だ。 お、星稜チャンス、CKへ逃げようとしたミスキックを拾い、シュート。惜しい。しかし直後、帝京９番が中央から撃つ。
中盤を抑えて９番矢野を前線で孤立させれば星稜に勝機がある。しかし立てつづけに撃たれてる‥‥ 星稜は、マーク云々ではなくあくまで攻撃することでペースを掴もうとしているようだ。 １５分頃まで、やや星稜ペース。 ２０分過ぎまで、帝京は左ウィングの位置に１０番１２番と顔を出すが、キープは出来てもセンタリングに力が足りない。
帝京１０番はサイドに開くより中央でスルーを狙うほうがいいのでは？ と、３５分に帝京に幻のゴール。
流してもよかったが‥‥そこで得たFKはGKが難なく処理。 後半、帝京は９番をスピアヘッド気味に裏を露骨に狙う。 同時にキープ力のある１０番がゴール付近まで持ち込むようになる。戦術を変えてきた。星稜は変わらずに丁寧に組み立てる。 右サイド１１番が起点。 １１分、何故か凧が舞い込み、少々中断。 動きが激しくなってきた１８分頃、
星稜はゴール前のFK‥‥ PK！帝京先制。一瞬の隙を突いたワンツーからGKと一対一になり倒された９番、 自ら決めた。２５分。攻めなければならなくなった星稜は苦しい‥‥１０番のキープから攻撃の糸口を掴もうとする星稜だが、 守備の堅固さに比べ、攻撃に工夫が乏しい。 ４０分、帝京に追加点。GKが弾いたところにうまく詰めて押し込んだ。ダブルアタッカーを４人のゾーンで守る星稜は、 マークの受け渡しに一瞬の隙が出来る。 力不足ではあるが、前後半で戦術を変え、少ないチャンスをものにする帝京の試合巧者ぶりを感じた。 堅守の星稜、４番と５番のCBが帝京のやや単調な攻めをことごとく跳ね返した前半だったが、後半はドリブルとワンツーで隙を突かれて２失点。 攻めに工夫が欲しかった。 帝京はここぞと言うときに決めたのはさすがだが、高さに欠け、センタリングもよくない。 １０番１２番のドリブルから裏へのスルーパス以外に有効な攻撃の手がない。これでは勝ち上がるのは苦しいかも‥‥ |
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