サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

横浜ＦＣ １−０ ソニー仙台 1999年7月25日（日）、ＪＦＬ第２ステージ第６節 綾瀬市スポーツセンターにて観戦

前節に続き、自転車でふらり観戦と洒落込んだ暑い夏の日‥‥ソニー仙台応援団の中に混じりました。 やっぱりこの雰囲気‥‥選手との垣根のないムードはいいもんです。 元ウインガーのリティー監督、元中盤の組み立て役の長沢監督‥‥ そんな特色も出ていたかな？ というゲームでした。 遠路遥々、交通の不便な所まで応援に駆けつけた仙台の皆さん、ご苦労様でした。 綾瀬市の市長さんも、愉快な方でしたね。

前節にもまして夏の熱い日差しの中のキックオフ。 その前に市長の挨拶とＰＫのセレモニー。なかなか愉快な市長さんだ。 さて‥‥押し気味の仙台。 暑いので早めに勝負をかけるのか‥‥横浜ＦＣは相変わらずＧＫへのバックパスが多く、危険だ。 ２分（かな？）、 右ＣＫからこぼれて逆サイドからのスローイン、 素早く中へ入れてファーから飛び込んだ１５番がヘッドで先制！ 有馬かな？ しかし早すぎる先制点に、ソニー仙台も慌てずに攻める。 横浜ＦＣは中盤をあまり手をかけずに早めにサイドを走らせる。特に今日は右サイドのスピード突破を仙台は止めきれていない。 その仙台は逆に中盤、９番と１４番に集め、その分スピードがダウンしてしまう。 眼下のベンチ（ではなくテント）から長沢監督が出て来る。うわー、変ってないな〜。 ２０分、 横浜ＦＣは６番１８番に１０番パベルがトライアングルを作りチャンスが生まれる。 ２１分、ソニー仙台は最初のチャンスか。 １１番が右に突破してセンタリング、しかし中の詰めが甘かった。 今日の両軍を象徴していた。パスやドリブルでゴールラインまで突破するが、 中に誰もいない、いても一人。そして何より、センタリングがよくない。突破で力尽きるのか、フリーで上げても不正確だ。 ４３分‥‥リズムを掴んでいた仙台が右ＣＫを取る。ＧＫの手をかすめてクロスバー‥‥！ これは惜しかった‥‥クリアしてハーフタイム。 後半。 前半同様、仙台が怒涛の攻めを見せ、チャンスを作るが‥‥ 共に組織的な攻守が出来なくなりつつある。 中盤から早めにウィングや裏へ出すのでスピーディーで一応シュートまで行くが、勢いが止らずそのシュートも不正確。 サイドに出てもセンタリングが‥‥もう少し工夫が欲しい。 さて‥‥観客は二千三百五十二人という。 競技場から見ると中々の入りだが、横浜ＦＣの経営からするとまだまだだろうね〜 後半ここまではソニー仙台にチャンスは多いが‥‥しかし１４分、右サイドからのロングシュート！ ＧＫの位地を見てのものだろうが、 これで肝を冷やしたか流れは徐々に横浜ＦＣへ。 ３３分、ソニー仙台、最大のチャンス！ 逆襲から右サイドに出してセンタリング、 中央で丁寧にヘッドで落とし、ＧＫもつられてがら空きのゴールにサイドのボレー‥‥ああ‥‥バーの上！ しかし外した選手にエールを贈る応援団！ 後半の半ば頃から横浜ＦＣはパベルがトップ気味の位地に上がるようだ。前線にためが出来るが、中盤での抑えが効かないような‥‥ 最初から最前線で使ったらどうだろう。 結局そのまま決め手も無く‥‥セットプレーから何度か互いに攻めたが、決定機を逃しタイムアップ。 気温を考えたらよく動いた方だろう。

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