さあ、サッカーを語りましょう！

1998年6月3日（水）、Ｊリーグカップ予選リーグＢ組
テレビ神奈川にて観戦。

23分頃から見る。マリノス先制だそうな。サリナスのゴールとか。しかし、雨のせいもあってか、観客が少ないなあ。 共に主力・代表を欠いているが、準代表の多いアントラーズやや有利と思っていたが‥‥。マリノスの榎本と上野の出来がいいという噂。さあどうか。 マリノス、中盤で小さく早く繋いで前線に、という狙いだ。アントラーズはロングパスで左右に揺さぶる。 ２７分、ＣＭで中断。 やはりそうなのか‥‥。 マリノスがのびのびとやっている。個々の役割分担がしっかり決まっている。トップのサリナス、 組み立てるゴイコエチアとシュンスケ、守備的ハーフに野田、かつてのエバートンのように労を惜しまず走り回っている。そして路木、 シュンスケやゴイコエチアと交互に左からチャンスを作る。シュートまでいかないのがもったいない。 アントラーズは攻撃の形が出来ない。 ３７分、左ＦＫから右ＣＫとチャンスが続くが、入る気がしないぞ！ マリノスがその逆襲から上野、無謀とも思えるロングシュートが地を這い、 高桑がパンチング、ＣＫを取る。 ４１分。マリノスがペースを取り、気持ちのいい大きな展開。路木も絶好調のようだ。 いいサッカーをやってるなあ。 後半。 アントラーズ柳沢が全く目立たない。増田が空回りしている。 多くても２〜３タッチでパスを回すマリノス。こういうのを「玉離れがいい」と言うのだ。 ９分、ＣＭ、畜生。 アントラーズＣＫで再開。 てことはＣＭの間に鹿島のビッグチャンスだったわけだ。 １４分、マジーニョ右からのセンタリングを長谷川！榎本ファインセーブ！ この時間、鹿島のペース。こぼれ玉を鹿島の中村ロングシュート。惜しい！ ２０分、鹿島は依然としてマジーニョ、 増田が個人で突っ込んで取られている。マリノス、上野、松田の守備も光る。 ２２分、岡山投入‥‥。直後、一瞬の隙、 右深く切り込んだ柳沢のシュート、ＧＫ弾いたところを飛び込んだ増田！ 同点。 流れが変わるか‥‥懸命に阻止するマリノス逆に猛攻。 ゴール前の攻防が増えた。 ３０分、増田の逆転ゴール。右に走った長谷川から柳沢が詰めてこぼして増田。また交代の直後、 同様の形から取られた。 決していいリズムではなかったのに勝負強さを見せるアントラーズは大したもんだ。 いい展開ながらフィニッシュまで至らなかったのがマリノスの敗因だ。

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