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中田が戻った。対パラグイアイ戦では、出し手が名波だけだったので、起点が二人になり、
今日は勝てるんじゃないかな。 既報どおり中西と斎藤がＤＦに、名良橋と相馬が高い位置に。山口と名波が下がり目のハーフ。
これも、いい。
しかしチェコは大きくて早い。パラグアイもごっつかったが、チェコは直線的に来る。技術も高いが、
中盤で二本ほど繋いで縦に出してくる。ううむ、速攻もすごいねえ。
ＤＦが三人だから、大きくサイドに振られると中の守りが薄くなる。
１５分ほど、双方にチャンスあり。日本のほうが崩すが得点に繋がらない。チェコはシュートを撃つが日本は阻んでいる。いいゲームだ。
お、ハシェックがチェコのベンチに‥‥。懐かしいね。 １９分、チェコのＦＫ、中山と城も戻って守る。秋田・小村ほどの高さが中西にはないからかな。
斎藤は上背があるがあまりそうは見えない。頭が大きいからだな。でも、ＦＷの負担が増える。もつかな。
日本はトップへのパスの精度がよくない。
ほぼマンツーマンでマークされてるせいもあるか。
おお、ベイブルのミドルシュート、低い弾道のいいシュート、川口がキャッチ。
ポボルスキーというエース格が目立たない。出来が悪いんじゃなく、チェコの個人のレベルの高さのためだ。ＧＫもいい。反応がいい。
積極的に飛び出す川口と好対照だ。
互角に戦っている好ゲーム。出来たら３ＤＦのテストなどと言わず、いつものスタイルで戦って欲しい。
と思ったら４０分、追い込んでプレス！ 惜しいな。 後半。
開始直前にカズ・コールだ。やはり心あるファンはいるのだ。
右ＣＫ、左ＦＫ、チェコの攻め。恐いなあ。名良橋がチェックに行くと、体格の差からどうしてもファールになる。鹿島の本田と同じだ。
ＤＦの位置では斎藤に任せたほうがいい。
今度はその名良橋が倒せれてＦＫのチャンス。チェコも守りは固い。９分、小野がアップ。でも誰と？
チャンス！ 中田が右に名良橋を走らせ、センタリングを競って城が落として名波。左アウトの地を這うシュート。直後、中山のシュート！
ううむ、ナイスキーパー。
１９分、中山に代えて小野？ 高さの点で不利にならないか？ チェコ、一番のチャンスを井原がカット、ＣＫに逃げる。
川口のパンチングのこぼれ玉を城がゴールライン際でクリア。今日はチーム戦術が浸透している。
２５分、相馬の粘りからＣＫ。え、
日本のＣＫは初めて。やはりチェコが攻勢に‥‥小野が蹴る。
ポボルスキーが右から突破。決して彼だけに頼っていないのがチェコのよさ。
でも速い。
名波・山口がいいタイミングでＤＦに加わる。非常にコンビネーションがいいなあ。あ、ロペスだ。相馬に代える？ 勝負にでるか。
あ、絶好のチャンス、あれは右に切り替えしたほうが‥‥。４ＤＦにした。やはり勝負に出た。中盤でダイレクトパスが３人以上に繋がると日本の形なんだが、
あまり見られない。でも、４ＤＦにして、いい調子のまま攻めの展開になっている。さあ、１点取ってくれ！
４０分、
小野を中心に攻めはじめた。中田・名波・小野と、タイプの違うゲームメーカーが揃った。本番が楽しみだなあ。
タイムアップ。引き分けで、キリンカップとしては優勝を逃したが、いいテストになったのではないか。
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