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日本はモリシが入った。井原をスイーパーに、小村・秋田で相手のダブルアタッカーにつく。このスリーバックは強力だと思っていたから楽しみだ。
開始早々、南米らしくパラグアイは自陣でボールを回す。
２分、左の相馬から右深めの中山に、モリシがヘッドで落として城。
左右に大きく振る意図が見える。いいぞ！
パラグアイはサイドに縦一本を狙う。スピードに乗った時のボールコントロールはうまい。
７分、パラグアイ先制。アクーニャの右ＣＫから、ＤＦアジャラがふらりと動いてマークミスを突いてヘッド。ポストに当たってのものだから、
不運といえば不運だが‥‥。
１１分、小村のミドルが大きく外れる。積極的にシュートやフィードを狙っている。
１４分、
右中山から走り込んだモリシ、角度がなくてふかしたが、やはり左右への大きな展開で振ればチャンスだ！
名波が前めでパスの起点になっている。
後ろからサイドチェンジやロングパスを狙うほうがいいんじゃないか。中田がいないのでパッサーが一人。これはきつい。
２５分、
パラグアイの攻勢。ゴール前の一瞬の閃きは南米だなあ。
２８分、日本のＣＫ、チラベルトと秋田が激突。普通はこうなるとＧＫが倒れるのに、
チラベルトはびくともしない。秋田が寝てる。
日本のペースになってきたが。スピードとパスワークが発揮されてきた。惜しむらくはシュートが雑。
撃たせないパラグアイの好守と言うべきか。 後半。
イエローの小村に代えて斎藤。井原をサイド気味に、斎藤をスイーパーにするテストかな。
サイドを深く抉ると、パラグアイは簡単にタッチラインに逃げる。サイド攻撃を警戒してるのだろうか。攻めさせている感のパラグアイ。
モリシがシュートまでこぎつけるが、まだまだ‥‥。
チラベルトが怒鳴りまくっている。べレスで来た時より緊迫感がある。
やはり代表チームの真剣さを感じる。
３２分、秋田に代えて平野。相手がスピアヘッドだから、これでいい。攻めに出たな｡
３７分、
右斜めに走り込んだロペスから城！ なぜトラップする!? 下げて平野! なぜふかす!?
４１分、ロペスが倒されてＦＫ、
そのリプレイの間に相馬の同点ゴール！ そう来なくっちゃ。
ＣＭのため中断は腹が立つが、今のはよかった。
ロペスの粘ったキープ‥‥これは日本人ばなれした能力だ。そこから得たＦＫだった。ロペスはいつもより動きが広い。ライバル意識からかな。
失点後、パラグアイは守備の組織をきちんとしてきた。ラインを急に整えだした。 タイムアップ。
先制されたこと自体は問題だが、
最後に追いついたのはよかった。テル、平野の動きもよく、価値ある引き分けだったと思う。
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