レアル・マドリード
(Real Madrid C.F.)

本拠地:スペイン・マドリード市、サンチャゴ・ベルナベウ(8万5千人収容)、 監督:ビセンテ・デルボスケ
名門です。普通、サッカーのユニフォームは原色が多いんですが、白を基調に薄紫が高貴な印象を与えてくれます。かつてサッカーマガジンのインタビューで、 ケビン・キーガン氏(元イングランド代表監督、 新たにマンチェスターシティ監督就任。)が憧れのチームの一つと語っていました。
スペイン国内では、リーグ優勝二十七回、カップ優勝十七回の戦歴を誇り、バルセロナとのライバル対決は常に好ゲームとなっています。 百年後の鹿島アントラーズとジュビロ磐田がこうなっているといいなあ、といったような間柄です。
その昔、 アルフレード・ディ・ステファノレイモンド・コパらを擁して、 1956年からヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ五連覇の偉業を達成し、 1960年にはトヨタ・カップの前身のインターコンチネンタル・カップも勝ち取っています。

‥‥と、分析&解説したのが二年前でした。移籍市場の賑やかな欧州。ガラリとメンバーが変ります。 イエロ、ロベルト・カルロスやラウルらは健在ですが、スーケルはアーセナルへ去りました。その代わり、ライバルであるバルセロナから、 ポルトガルのエース、フィーゴが加わり、右サイドからの組立てがより安定し、攻撃のバリエーションが増えたようです。しかし! よりによってバルサからレアル!? と、日本人の私でさえ不思議に思った移籍、国内リーグでのバルサ戦での大ブーイング! ‥‥目にみえるようでした(笑)。

‥‥以上の文章を更に二年前に付け足したのですが、またまた勝ち上がってきました。 ジダンもいるんですね。ワールドカップでは結局ベスト8で敗退したスペイン代表の無念もあるでしょうし、 元々が多国籍軍ですから、そのジダンも無得点グループリーグ敗退の雪辱、ブラジル勢は世界王者の意地の見せ所‥‥。 要は、国の代表とクラブチームは分けて考えましょう、ということですね。

来日選手(11月29日発表)、
ポジション 番号 名前 主な代表歴
GK セサル・サンチェススペイン代表
カルロスサンチェス・ガルシア
1イケル・カシリャススペイン代表
DF 4フェルナンド・ルイス・イエロスペイン代表
3ロベルト・カルロス・ダシウバブラジル代表
6イバン・エルゲラスペイン代表
2ミチェル・サルガド・フェルナンデススペイン代表
22フランシスコ・パボン
オスカル・ミニャンブレス
ルベン・ゴンサレス
MF スティーブ・マクマナマンイングランド代表
5ジネディーヌ・ジダンフランス代表
10ルイス・フィーゴポルトガル代表
24クロード・マケレレフランス代表
フラビオ・コンセイソンブラジル代表
アルベルト・セラデススペイン代表
サンティアゴ・エルナン・ソラリアルゼンチン代表
14〈グティ〉ホセ・マリア・グティエレススペイン代表
19エステバン・マティアス・カンビアッソアルゼンチン代表
ラウルブラボ・サンフェリクススペイン代表
FW フェルナンド・モリエンテススペイン代表
11ロナウド・ルイス・ナザリオ・ジリマブラジル代表
7ラウル・ゴンサレススペイン代表
〈トテ〉ホルヘ・ロペス・マルコ
ハビエル・ガルシア・ポルティリョ

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