アメリカ	２−２	スロベニア
2010年6月18日・ヨハネスブルグ・エリスパーク・グループC、テレビ東京にて観戦。

一口予想 共に勝ち点を得ての二戦目。 ただ、勝って迎えるスロベニアと引き分けで終えたアメリカとでは、考えも違うだろう。 順当ならアメリカ優位だと思うが‥‥。

序盤、ちょっと揉めたが、ゆっくりとした立ち上がり。 右サイドを切り裂き、アメリカがＣＫのチャンス。 ニアに巻くようなミスキックか、ドノバン。 ５分。 スロベニア、先制！ 右からのパス、スルーパスと言うにはあまりにノーマークな縦パス、受けて余裕を持って反転しシュート。 アメリカの守備が一瞬乱れた。 心なしか、スロベニアが伸び伸びとプレーしている。 同じ旧ユーゴでも、でかいのと速いので決めるセルビアより、サッカーをしている。 アメリカの攻勢、ショートパスを回して攻めるが‥‥ 逆襲から‥‥ ９番がインサイドで流し込むゴール！ 逆襲から、理想的な形が決まった。 深い斜めのパスが小気味よくつながった スロベニア、もしかしたら「サプライズを起こす」かも？ この台詞を連呼していたテレ朝、ゴメンナサイ。 後半。アメリカは二人を代えてキックオフ。 リードされてりゃそうするだろう。 ドイツの監督は何を考えていたんだか。 ドノバン！ 右サイドをどフリーで受けて、クロスか‥‥いや、シュート！ 天井に突き刺さした。 アメリカは高さと機動力、スロベニアはパスワーク。どちらも激しいプレーはあるが、カードは出ている印象はない。１４分。 力任せ、アメリカらしい。フリーキックも、とにかくゴール前へ放りこむ、いや、撃ち込む。３０分。 同点！ 右からのクロス、トップの選手にＤＦは惑わされたろう、後方から走りこんだ４番にあい、思い切りぶち込んだ。 何だか、アメリカの方がドイツっぽく思えてきた。 右からのＦＫのチャンス、ドノバンが蹴った瞬間に笛、ボレーでネットに突き刺さるが、勿論ゴールではない。 でも、攻撃のいい形はアメリカだ。しかし追いついて、作戦や選手の心理など、どう変化するか。 スロベニアも攻撃の牙を剥くようになった。勝てば勝ち抜きが決定するから、なおさらだ。次がイングランド戦だから、ここで決めたい。４４分。 いい内容だった。ここまででベストゲーム‥‥いや、ここまでのベストはこの試合だ（笑）。

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