韓国	２−０	ギリシャ
2010年6月12日・ネルソン・マンデラ・ベイ・グループB、NHKにて観戦。

一口予想 かつての欧州王者だもんな、パワーと総力ではそのギリシャが勝るだろう。韓国が食い下がっても、一点止まり、３−１くらいでギリシャの勝ちでしょう。

前線は欧州組、中盤から守備には現と元Ｊリーガーを散見する。アジア枠の恩恵じゃないか。 ゆっくりとボールを回し、左サイドへ‥‥ギリシャの逆襲からＣＫとなるが、ポスト右へ。 頑丈なギリシャが押し気味だが、右１２番のキープを倒して韓国のＦＫのチャンスだ。８分。 左からのＦＫだが、早いクロスがゴール前を横切り、 １４番がインサイドで合わせて決めた！ １４番イジョンスは鹿島のＤＦか。 コースは平行だが、ＧＫとＤＦの間、どちらも処理に躊躇するボール、いい形だった。 すかさず反撃するギリシャ。左ＣＫだ。これはＧＫがパンチングからサイドバックがクリア。 堅守のギリシャが先制されて攻めざるを得なくなり、韓国は得意の走力を活かした速攻に持ち込める。 絵に書いたような韓国のパターン。でもまだ１８分。 逆襲からの逆襲、韓国ＤＦの裏へのギリシャのボールが利いている。 余裕を持ってクリアできず、ギリシャのＣＫが増える。 だが、そこに策がないんだよなあ。愚直なギリシャ。 ギリシャの監督はオットー・レーハーゲル氏の長期政権。 日本がコンフェデレーションズカップでも対戦した時もそうだったかな。 何より、奥寺さんが、ベルダー・ブレーメンでプレーしていた時の名将だ。 だからギリシャの方に親近感が湧く。 もう２４分。 ゴールシーンがあったせいもあるが、フランス０−０ウルグアイよりは面白い。 韓国１０番が突破して‥‥ＧＫと一対一、しかし、バーの上。あ、韓国のＣＫか。 ギリシャがアーリークロスを、ＤＦとＧＦの間に落としてくる。いい展開になりつつあったところで、ハーフタイム。 後半。 休んだせいだろう、 前半の終盤にやや落ちかけた韓国の運動量が回復。 韓国、パクチソンのドリブルシュート。 ギリシャの横パスのトラップを掻っ攫って決めた。 ギリシャは元気がないし、起爆剤となる交代も出来ていない。 ギリシャも動きが激しくなってきた。１５番にイエロー、ちと激しすぎた。 そして１５分、ギリシャはもう三人を代える。９番エースを下げるのか。 ２５分、ギリシャは早くもパワープレー。左右からクロス、こぼれ球を拾って繋ぐ。そしてＣＫだ。 ‥‥ 地力ではギリシャの方が上だと思うんだが、ワールドカップには二度目の出場、勝利どころか勝ち点、ゴールすらないとは意外。 そういう経験の差が出たのかもしれない。

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