ポルトガル	７−０	北朝鮮
2010年6月21日・ケープタウン・グループG、フジテレビにて観戦。

一口予想 ポルトガルが圧倒的優位だが、全員サッカーで北朝鮮が先制そして前半で３点のリード。 しかし、ポルトガルは、後半から投入されたエースストライカーの獅子奮迅のハットトリックそして逆転‥‥。 そのストライカーの名はエウゼビオ‥‥あれ？

キックオフから猛然とポルトガル。 序盤から積極的に攻めるという策だろう。 ブラジル対北朝鮮はスカパー独占だったから、北朝鮮は今大会初めて見る。 クリロナの初シュート。代表で一年半もゴールがない？ ６分、右ＣＫから時間が止まったかのようなヘッド、６番か、ポストを叩いた。惜しい。 北朝鮮、右サイドを突いて、平行なパス、遠い位置だったが、２番が撃つ。思い切りのいいシュートだった。１１分。 あ、エウゼビオ氏を発見。協会か 粋な計らいなのだろうか。 五分五分どころか、北朝鮮ペース。 今大会、総じて欧州勢に元気がない。 北朝鮮は走り回る全員サッカー、 相手に関係なく、その自分たちのサッカーを貫く。 でも、いつか動きは落ちるはずだ。 ２５分。 ポルトガル先制！ ３７分。右サイドから中へ戻すパス、 一泊ためて走りこんできたラウル・メイエレスの足元にピタリ。 マンツーマンのマークはこうすればずれる。 守備陣の足が止まったかと思ったが、攻撃が踏ん張る北朝鮮。 右Ｃをショートで‥‥これはクリア。 そして、正面からＦＫのチャンスだ。 １０番のキック、しかし、壁。 左へ持ち出してシュート、しかしポスト右。 まだ取れないクリロナ。４２分。 後半。 ２分にもならぬ内にシュートを一本づつ。 北朝鮮、ＦＫをトリッキーに、地を這うシュートだがＧＫがキャッチ。 ５分。 １１番が決めて、ポルトガルが突き離す。 流れるような展開からだった。 右から裏へ、一瞬溜めて、上がってきた１１番を待ち、 走るコースに転がした。見事。 しかし北朝鮮も諦めず‥‥あらら‥‥。 うああ‥‥１８番の身を投げ出すヘッド！ 左からの突破、クロスに飛び込んだ。 怖いくらい 乗ってきたポルトガル。 クリロナが左サイドを抜け出して、マイナスのパス。 １９番がインサイドで流し込む。 この点差‥‥今大会には珍しいゴールラッシュになった。４−０だ。 さっきと逆のパターン、クリロナが今度は右サイドへ。 折り返して‥‥シュートはポスト左へ。 クリロナ、ミドル！　しかしクロスバーを叩く。 もう止まらない。 左サイドからパスで崩して‥‥ クリアミスを９番が叩き込んだ。 はいはい、ご苦労さん（笑）。 ちょっともたついたが‥‥ＤＦのタックルに失ったボールが背中に乗って、 落ちたところを押し込んだクリロナ。 苦笑い。 やっと！ そして！ １９番チアゴが決めた。 左からのクロスをヘッド。マーカーが飛んでない。 でもチョンテセとアンヨンハがポルトガルのゴール前で 粘るが‥‥。 ポルトガルが押し返して、タイムアップ。 やっと実力差通りの試合が観られた。 ポルトガルにはクリスチアーノ・ロナウドがいる。他には？ 周囲とのバランス、クラブチームとは異なる（もしかしたら劣る？）周囲との連携。 代表では一年半もゴールがない、というのが象徴的ですね。 一方で北朝鮮は、お馴染みの、全員が惜しみない運動量を発揮する、 そして激しいマンマークで相手を封じるプレー。 思い切りのいいミドルシュート。 しかし、マンツーマンマークは、二列目から上がってくる選手へのチェックが甘くなる。 先制ゴールはそういう場面が整った。

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サッカー川柳

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