ポルトガル	２−０	イラン
2006年6月17日・フランクフルト・グループD、フジテレビにて観戦。

一口予想 イランは‥‥政治問題の影響で、キャンプや練習試合の相手に苦心したらしい。同じアジアの代表として、頑張って欲しい。

しかし序盤はポルトガルの猛攻。右から中へのマイナスのクロス‥‥判断を誤ったが、１点もののちゃんすだった。 イランはダエイが出てない。国際Ａマッチ最多得点とはいえ、弱いもの苛めの固め取りが多いから、順当だろう。いい選手ではあるが、 （もともとそういうタイプでもなかったが）スピードに衰えを考えてのことか。 ７分、左ＣＫのチャンスはポルトガル下がり気味のふわりとしたボール、 マニシェが腿でコントロール、波打つシュートはポスト左へ。 マハダビキアが倒されＦＫのチャンス、ネコーナムのヘッドは‥‥ポスト右へ。１１分。互角の攻防じゃないかな。 いや、でもポルトガルの猛攻だ。このままだといつかはやられる。でも、このペースが長く続くはずもないが、イランの守備がもつかどうか‥‥。１６分。 どっちも勝ち点３を狙っているはずだが、総合力に勝るポルトガルの攻勢がずーっと続いている。前線、中盤での早いプレス‥‥。 しかしイラン、 ＦＫからヘリコプター・ハシェミアンのヘッド‥‥ＧＫが一歩早くパンチング。 逆の右からのＦＫだが‥‥ポルトガルがクリア。いや、繋いで逆襲。２４分。 ３４分。互いにいいシュートまで行っている。スタイルもあるから、互角と言っていいだろう。いや、でも、ポルトガルの方が迫力があるかな。 もう３８分、クリスチアーノ・ロナウドのドリブルを止めきれなくなってきたイラン。 ポルトガルの動きが落ちてきた。４１分、取りどころのイラン、辛抱の時間帯のポルトガル。どっちに流れが向くか。 前半を終えてスコアレス、どちらかというとイランの狙いにかなったかな。さあ後半。 ポルトガルのキックオフだが、突進するデコ‥‥そのデコのファール、イエローだ。 前半同様のペース。ここまでこうなると、ちょっと飽きてくる。もう１２分。 イラン左ＦＫのチャンスだったが‥‥ゴール前では競り負けてしまう。１６分。 デコ！ 左サイド、フィーゴかな、縦に突破‥‥出来ずに戻るドリブルから、平行のパス、そのまま叩き込んだ。 お、カリミに代えてザンディ。お馴染みの名前が揃っているイラン。 ２０分。しかしポルトガルのチャンス‥‥左ＦＫは‥‥シュートか？ ザンディの右クロス、ヘリコプターが舞う‥‥しかし‥‥ＧＫが横っ飛びでキャッチ。 そして逆襲から、ポルトガルにＰＫだ。 フィーゴの切り返しを４番ゴルゴハマディが引っ掛けてしまった。 クリスチアーノ・ロナウドが‥‥決めた！ ＰＫを取った７番フィーゴがゴールを決めた１７番ロナウドを祝福する。 ポルトガルは特にクリスチィアーノ・ロナウドなどがサイドに出てキープ、焦りは当然あるだろうが、イランは猛然と突っかかってく。３８分。 負傷でゴルゴハマディが交代、ポルトガルもフィーゴに代えてシモン。４３分。 クリスティアーノ・ロナウドが低い弾道の曲がって落ちるＦＫだが、わずかにポスト左へ。 ５分のインジュリータイム。ハシェミアンが持ち込んで‥‥ＣＫだ。ネコウナムのヘッド‥‥ポスト右へ流れて行く‥‥。 クリアミスをパウレタ、右から流し込もうとしたが‥‥ＤＦが伸ばした足に触れ、ＣＫかな。逆襲のイランだが‥‥ザンディは足が遅い。 右サイドからパウレタ、シュートコースに入ったロナウドが押し込ん‥‥オフサイド。ここでタイムアップ。 二敗のイランはここで敗退が決定した。 とはいえ、ポルトガルのグループリーグ突破は４０年ぶり‥‥エウゼビオがいたあの頃以来だって？　 世界の戦いは厳しいのだよ。そういうことです。

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