アルゼンチン	６−０	セルビア・モンテネグロ
2006年6月15日・ゲルゼンキルヘン・グループC、日本テレビにて観戦予定。

一口予想 アルゼンチン対ユーゴスラビア、と変換すると、１９９０年の激闘を思い起こします。 でも、今のセルビアモンテネグロに、かつての東欧のブラジルのテクニックは‥‥ちょっと悲しいな。 この対決でそれが甦るといいですが。

セルビア・モンテネグロのキックオフ、アルゼンチンの陣地で奪い、素早く前線へ。 サビオラの突破から、リケルメのＣＫは‥‥クレスポ、ソリン‥‥。まだ１分。 まだ続く。 アルゼンチン、先制。 ５分、右サイドから平行なスルーパスというべきか、サビオラから１８番マキシ・ロドリゲスがインサイドで流し込む。 上空にクリアミスしたボールを、セルビア・モンテネグロは初シュート。ジョルジュビッチだった。９分。 まだ時間がある。焦らずにじわりと攻め込むセルビア・モンテネグロ。 いつしかアルゼンチンの攻撃。サイドチェンジのロングパスが、いいね。 １９分、アルゼンチンは交代。 ２２番ゴンサレスが座り込んでいる。足を痛めたか。５番が入るようだ。 ケジュマン‥‥右サイド１０番に出てクロスかシュートか、しかしファール。アルゼンチンの攻勢。２０分。 凄い、アルゼンチンの本領発揮。 縦に走りこんだクレスポへ、ヒールで落として、カビアッソが決めた。 狂喜乱舞するマラドーナの姿。 クレスポが抜け出して‥‥オフサイド。ホイッスルの後にシュートを撃ってしまった。そこでイエロー。３６分。 ロドリゲス、うまく詰めていた。 右サイドを持ち込んだサビオラ、一瞬のスピードアップでかわしてシュート、逆サイドから詰めていたマキシロドリゲスが抜け目ないゴール。４０分。 かつての東欧のブラジルのテクニックとパスワークは影を潜めたが、３点のリードを許したが、諦めたり気持ちが途切れたりする様子もない。 旧共産圏のサッカーみたい。良くも悪くも‥‥。 さあ、後半。 ミロセビッチのミドル。ＧＫが弾く。スタンコビッチは高さを意識したボールを蹴る。 サビオラのミドル。ＧＫが正面なのに弾いてしまう。６分。 サビオラに代えてテペス。１５分。お疲れさん交代だな。 このスコアだし、アルゼンチンは無理はしなくていい。４チームのリーグ戦だから、得失点差は意識せずに、勝利、勝ち点３が取れればそれでいいはずだ。 高さを活かした攻めを続けたいセルビアモンテネグロだが、アルゼンチンは基点へのマークがちゃんと出来ているし、 クロスを上げられても競り勝てないまでもちゃんとブロックして、自由にヘディングさせない。 ケジュマン退場。ますます厳しくなってきた。中盤でのトリッピングだ。 マキシ・ロドリゲスを倒してしまった。こういうところは、かつてのユーゴか‥‥。２３分。 メッシが出そうだ。２７分。こういう状況でのテストは正解だ。 マキシ・ロドリゲスに代わってピッチに‥‥マラドーナがでかい口を開けて声援。 そのメッシからクレスポ！ 左サイドを高速ドリブル、グラウンダーのクロスを、競り合いながらクレスポのスライディングシュート。 そして‥‥ アルゼンチンのゴールラッシュとなる。テペス！ リケルメから右サイドのテペス、そのままマーカーをかわして‥‥インフロントでＧＫの手先を掠めてファーポストの内側へ。 メッシの中央でのキープ、ふわりと右サイドへ‥‥テレビ画面の外に、いた。ボレーはＧＫが防ぐ。ううむ。４２分。 そして、メッシ！ 中盤の、短い戻すパスをダイレクトで受けてトップギア、 マーカーを置き去りにしてシュート。 インジュリータイムは１分。負傷者の治療やトラブルが殆どなかったということ。いいゲームでした。

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